いすゞ フォワード エンジン交換 ①

車台形式 TKG-FRR90S2
エンジン形式  4HK1
走行距離 170000km

走行中エンジン停止及びマフラーより白煙
点検してみました。

・no.1インジェクタークランプボルト折損 インジェクターが飛び出てた
・no.1,2,3,4インジェクター溶損
・no.2,3ノズルチューブがインジェクターと共に抜けた(!)
・グロープラグ溶損
・ピストン溶損
・シリンダー壁に縦傷
・バルブステム及びバルブシート溶損(!?)

結果このエンジンは修理しません。中古エンジンに載せ変えます。
しかし原因がイマイチわからない。
エラーコードとしてはP0093のみが入っていたが恐らくノズルが破損して燃圧が極端に下がった為だと思われる。
一番の原因と思われるのがno.1インジェクタークランプボルトの折損

1,インジェクタークランプボルト折損によりインジェクター飛び出しの為no.1シリンダー圧縮不良及び着火不良
2,EGR制御により生ガスが各シリンダーへ
3,燃調異常の為暴走
4,バルブ及び各インジェクター破損
5,エンジン停止及び破損に至る

という診断でいいのかな
しかし溶けるって初めて見た。
ちなみにエンジンオイルはかなり多めだがインジェクターが溶けて燃料で希釈された程度かな。溢れるほどでは無い
というかno.1ノズルチューブに穴が空いて冷却水が内部リークしていた様だから多少増えるか
オイルダイリューションによる暴走も考えたがオーバーランしたらエラーが残っていると思われる
短時間のオーバーランだったらエラー残んないのかな
ちなみにno.1インジェクターのボルトは伸びて切れた様な感じ
折れ込みボルトは指で緩んだ
no.2,3,4のボルトも緩かった


誰か教えて詳しい人！