いすゞ フォワード エンジンチェックランプ点灯
車台形式
TKG-FRR90T2
エンジン形式
4HK1
エンジンチェックランプ点灯
現在は消えてる
G-SCANで診断してみます
P0426 フィルター前排気ガス温度高温異常
おっと…ヤバそうなコードだな
見てる間に自動再生に入った
ちょうどいいからそのまま見てみる
シャッターから排ガスが結構漏れてる
これは交換だな
問題無く再生終わった
排気温度も具合良さそう
差圧も悪くない
コードのセット条件を確認してみるかな
フィルター前の排気温度が880℃以上を5秒間ECMが検出
マジかー…フィルター溶けてそう
とりあえずDPD分解してみよう
ちなみに前側の排気シャッター
定番の取り付けボルトがボロボロ
外せるかな…
とりあえず先にDPDを分解
フィルター入り口は大丈夫そう
詰まりも少ないかな
出口側も大丈夫だな
酸化触媒は詰まり気味
DPDを洗浄してみます
とりあえず水を通してみる
あんまりアッシュが出てこなかった
酸化触媒も洗浄してフィルターを洗浄液に漬け込む
少しだけアッシュが出てきた
エンジンオイルが良いやつだからアッシュが少ないのかな
洗浄完了
組み付けていきます
ついでに差圧パイプも掃除しておく
DPDは完了
次は排気シャッターの交換
ナットを火炙りの刑にして緩めてみる
意外と緩むもんだな
少しボルトが傷んでるけどダイスで修正すれば使えそう
モリブデングリスを塗布して組み付け
DPDも取り付ける
今回のコード的に怪しい部品があった
排気インジェクターと呼ばれるもの
DPDの再生時にDPD側に燃料を供給する部品
以前のDPFはエンジン側のインジェクターでポスト噴射という制御で燃料をDPFに供給していたけど、これはエキゾーストパイプに直接取り付けてあってダイレクトに燃料を供給してる
つまりエンジンオイルダイリューションが起こりにくいということ
ポスト噴射だとエンジンオイルダイリューションが起こりやすいから
でも調べたらポスト噴射もしてるみたい
手動再生だと排気インジェクターのみ制御で自動再生だとポスト噴射と排気インジェクターで制御してるとか
よくわからんなー
良く壊れるとの事なので交換しときます
バラしたついでにエキパイもエアブローしておく
DPDを乾燥させて強制再生
あら?
フィルター前の排気温度がめっちゃ高い
自動再生の時は大丈夫だったんだけどな…
再生中の挙動もおかしい
580℃~700℃くらいを激しく推移してる
乾燥が甘いかと思い何度か試運転を繰り返したけど変わらず…
フィルター前のセンサーが怪しいなぁ…
交換してみた
良い感じの排気温度になった
再生中の挙動も安定した
センサーがおかしくなってたのかな
単体点検なんて難しいよね
せいぜい大気温度で抵抗値を測るくらいで温度ごとの抵抗値なんて測れないよ
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